オウンドメディアとは

マーケティング用語

オウンドメディアと聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。自社ウェブサイト、ブログ、メルマガを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。オウンドメディアを持ったほうがいいという動きも近年活発化していました。これは、SNSが普及しソーシャルメディアでマーケティング活動を成功させるためには、SNSの活動のみではなく自社サイトをメディア化していく必要があり、多くの企業がオウンドメディアを立ち上げたのです。

オウンドメディアとは

オウンドメディア / Owned Media とは、文字通り Owned 所有する、Media メディア、すなわち自社が所有するメディアのことです。

この概念は『トリプルメディアマーケティング(横山隆治)』で、従来の広告メディアをペイドメディア / Paid Media、ソーシャルメディアなどの広告によるコントロールができないメディアをアーンドメディア / Earned Media、自社が所有するメディアをオウンドメディア / Owned Mediaと分類した、トリプルメディアという概念で広く知れ渡りました。

オウンドメディアは立ち上げから集客までに時間がかかりますが、自社所有のメディアとして他者の影響を受けず永続できメリットがあります。また作り込みにより顧客に詳しい自社製品概要を知らせることが可能です。逆に、ペイドメディアは広告費を支払うことにより即効性が高い集客が可能ですが、顧客へのサービス・製品理解という観点では弱さがあります。一方で、アーンドメディアはお金でコントロールが難しい反面、良質な口コミが生まれた場合の効果は高いです。

それぞれに特徴がありますので、これらを組合せて効果的にマーケティング施策を練っていくことが重要となっています。

なぜオウンドメディアは必要とされるのか

なぜオウンドメディアが必要とされてきたのか、もう少しみていきましょう。これには従来のネット広告の限界と検索エンジンのアルゴリズムアップデートが影響しています。ネット広告にはバナー広告やリスティング広告がありますが、これらは顧客に広告だと認識され無視されはじめました。顧客は広告ではなく、口コミやレビュー記事を商品・サービス選定の際に参考にするようになったのです。

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また検索エンジンのアルゴリズムは進化し、質の悪い被リンクによる検索上位露出(人工的に関連のないサイトから大量にリンクするなど)にペナルティを課し、表示順位を落としユーザーの検索に詳しく答えられているページを上位に採用するようになりました。

こうした背景に対し、広告費とサイト制作費の適正な配分が考えられるようになり、広告費一辺倒だった従来のWEB集客は、コンテンツの質にこだわった段階に入ったのです。

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現在も、広告・SNSの着地先としてオウンドメディアの存在感は衰えていません。オウンドメディアをしっかりと作り上げることで、見込み客の獲得や採用強化、広告費削減、ブランディング強化などの利点が享受できます。

はじめにも書きましたが、オウンドメディアはWEBマーケティング上重要なものですが、立ち上げに時間がかかるため効果がすぐには出ません。こういった性質を理解した上で、社内を説得し、ユーザーにメリットのあるコンテンツを提供しましょう。自社製品の売り込みではなく、あくまでも顧客目線でどのようなニーズに応えられるのかを発信し、継続的な顧客とのコミュニケーションの媒体として機能させることが大切です。

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