UGCとは/CGMとは

マーケティング用語

近年のマーケティングでは、UGCが重要になってきています。そもそもUGCとはなに? という方、CGMとの違いはなに? という方など、用語の意味を正確に理解することで正しいマーケティング知識をつけ、自社のマーケティング施策に活かしましょう。

UGCとは

UGCとはUser Generated Contentsの頭文字を取った略称で、ユーザーがWeb上で作成するコンテンツのことです。

一般のユーザーの手によって作られ発信されたコンテンツのことを指し、既存のメディアであるニュースメディアのように報道のプロ、写真のプロが作るような企業が発信・提供するコンテンツではありません。大分類でいえば、SNSの投稿と反応、動画サイトの投稿と反応、口コミサイトのレビュー、感想投稿、Q and Aサイトの質問と回答、ユーザー参加型キュレーションサイトで紹介される情報、ブログの記事、ネット掲示板の書き込みなどがあります。

UGCとCGMの違いとは

CGMとはConsumer Generated Mediaの頭文字を取った略称です。

これは掲示板、口コミサイトなどのユーザーが参加してコンテンツを構成するメディアのことです。この説明を見て、UGCとCGMの違いについて混乱した方もいるのではないでしょうか。上記の通り、UGCはユーザーによって作られた「コンテンツ」そのものであり、CGMはそのコンテンツにより生成される「メディア」です。メディアの具体例は下記にまとめますが、皆さんも利用経験があるサイトばかりではないでしょうか。

種類
ソーシャルメディアTwitter
Facebook
動画共有サイトYouTube
ニコニコ動画
口コミサイト食べログ
価格コム
クックパッド
Q and AサイトYahoo!知恵袋
OKWave
キュレーションサイトNAVERまとめ
ブログユーザーレビューブログ
ネット掲示板2ちゃんねる
※”NEVERまとめ”は2020年9月30日にサービス終了しました

コンテンツマーケティングとは

デジタルマーケティングの集客は、プラットフォーム上での広告出稿、SNS広告など、入札競争の影響を受けます。またサーチエンジン上での検索順位変動など、プラットフォーマーのアルゴリズムの変更による順位変動の影響も受けています。このような状況下で、あらたな集客手段としてユーザーが発信・生成するコンテンツに注目が集まっているのです。最近ではレビューサイトでの口コミ、掲示板の書き込みといったUGCに加え、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSにおける投稿が台頭しました。SNSはフォロワー機能や拡散機能により、従来よりも多くの人々にコンテンツをリーチさせることができるようになり、マーケティング活動でのUGCの重要性は高まっています。

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