デジタルマーケティングとは

マーケティング用語

デジタルマーケティングとはなんでしょうか。企業によっては、デジタルマーケティング部といった部門がマーケティング部門の中に存在しています。WEBマーケティングとなにが違うのでしょうか。このページではデジタルマーケティングの定義や範囲を明示し、なにをどのように行うものなのかをみていきます。

デジタルマーケティングとは

デジタルマーケティングとは、デジタルデータを使ったマーケティングであり、近年目まぐるしく発展を遂げているマーケティング領域です。

マーケティングの中には従来型のテレビやラジオ、新聞、雑誌といった4マス媒体を使ったものがありますが、最近ではデジタルデータを活用したマーケティング領域が発達してきています。Web広告やWebコンテンツ、SNSを通して、WEBサイトへの訪問を増加させ、何らかの製品・サービスを購入促進するWEBマーケティングがありますが、これらはデジタルマーケティングの一部です。

Webマーケティングでは、Webサイトのコンテンツにより顧客の興味関心を高め、自社の提供する製品・サービスを販売することにつなげていきます。具体的施策はSEO対策や広告出稿、メルマガなどによる集客です。訪問者にはどのようなWEB上での接客を行うのか、再来訪してもらうためにはどんな仕組みを設けるべきかなどを検討します。

一方、デジタルマーケティングは、マーケティング活動にデジタルデータを組み合わせるマーケティング活動です。現在は顧客のWEBサイト上、アプリ上の行動はもとより、コンビニや飲食店での電子マネー決済、ポイントサービスの利用などもデータ化、蓄積されています。これらのデータを活用しマーケティング施策を検討し実施するのがデジタルマーケティングで、WEBだけにとらわれず、より広い分野がデジタルマーケティングの対応領域となります。

最近では、DMP(データマネジメントプラットフォーム)により顧客情報や行動データを管理し、MA(マーケティングオートメーション)を使い、オンラインでの接客の自動化やオフライン施策も実行されています。これはスマートフォンの普及や新たな技術の発達により今までデモグラフィックデータで分類されていた顧客を、より詳細な行動ベースやWEB閲覧ベースで細分化できるようになったことや、処理の自動化により、細かい粒度でターゲットを絞った施策が可能になったために実現している新領域です。顧客とのこれからの接点を考えた場合、WEBだけにとどまらない、デジタルマーケティング領域は今後もさらに広がっていくでしょう。

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