パーセプションとは

マーケティング用語

パーセプションとはなんでしょうか。
Perceptionとは認知や認識、知覚といった意味で訳される言葉です。マーケティングにおいては、顧客行動を左右する非常に重要な要因となっています。

パーセプションとは顧客がどのように商品・サービスを認識しているか

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マーケティング4.0、マーケティング5.0におけるカスタマージャーニーにおいては、「5A」すなわち「認知、訴求、調査、行動、推奨」といった顧客行動がモデル化されていますが、ここで言う認知はAWAREであり、パーセプション(Perception)の意味は認知ではなく認識といえるでしょう。現代では顧客行動は非常に複雑であり、単に認知されただけでは購買にまでつながりづらくなってきています。

知っている=認知に加え、どう思っているか=認識も、マーケティング戦略設計の上で重要となるでしょう。

顧客の意識がブランドの商品・サービスが顧客に対して、どう思っているかを深掘りしていく概念がパーセプションです。顧客が商品・サービスの名前を単に知っている状態(認知)とは異なり、その商品・サービスがどのような便益を提供してくれるのか認識している状態は、顧客が購買する上で大きく影響します。また、この認識により、購買シーンも異なってくるでしょう。

商品・サービスが売れるようにするためには、その価値を理解してもらい、買いたいと思ってもらえるように認識を変えていくことが必要です。そのためには、顧客の課題を理解することからはじめる必要があります。顧客の課題はなにで、どのように解決するものであるかをしっかりと顧客に明示できることは、商品選択の大きなポイントとなるのです。

パーセプションの例

それではパーセプションの例を見ていきましょう。パーセプション、すなわち顧客のブランドに対する認識は、商品開発をする上でもブランドのポジショニングを考える上でも重要です。またリブランディングを行う上でも加味すべき大切な要素となるでしょう。たとえば、顧客のパーセプションを無視したリブランディングは、顧客離れの原因となります。

  • テスラモーターズ 高級な速い電気自動車メーカー
  • スズキ 安い軽自動車メーカー
  • ニトリ 安くてそこそこの品質の家具メーカー
  • アサヒスーパードライ 辛口、切れ味鋭いビール
  • マクドナルド 価格の安いハンバーガーチェーン
  • 吉野家 うまい、はやい、やすい 男性向けの牛丼屋
  • ガスト 安いファミリー向けのレストラン

5A Loyalty診断に含まれるパーセプション診断とは

トランスコスモスでは、5A Loyalty診断サービスを提供中です。コトラーのマーケティング4.0/5.0のコンセプトをもとに開発され、自社と競合他社を比較するブランド総合診断をワンストップで定量的に可視化できるサービスです。対象国市場の診断サービス結果からマーケティング戦略立案までサポート致します。

パーセプション診断は5A Loyalty診断の3つのモジュールのひとつで、対象市場において消費者が何を重要視して選好し購入するか、何が推奨行動において重要視されているかを明らかにします。
たとえば特定のターゲットに対して、高級感を強化したときに、利用者がどれくらい増えるか?といった詳細かつ付加的な分析を行うことも可能となります。5A診断がロイヤルティそのものの実態を捉えるものだとすれば、パーセプション診断はロイヤルティの理由を定量的に明確にする診断として提供できるツールになります。

“5A Loyalty診断”サービスの紹介 第3回 パーセプション診断とは

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